ソウル大辞典:Soul Navi(ソウルナビ) by Soul Museum
Carl Thomas(カール・トーマス)
Carl Thomas(カール・トーマス)
Bad Boyの歌える男が心機一転、Bad Boyレーベルから離れ、約3年振りとなる3枚目。
なかなか力の入った出来である。
"俺の横にこいよ"的な淑女をエスコートするかの如くのジャケ写から期待大!
2.「Another You [Steppers Mix] 」smoothでその滑らかな口当たり感は相変わらず健在。
気持ちいい。ライトミディアム調のGrooveがなかなか癖になる。
甘くなかなか深いVoが映える3.「2 Pieces」シンプルなビートがいい。
4.「Thought You Should Know」ファットなビートが重く響き、泣きのgがたまらんくらいの哀愁を放つ、Lalah Hathaway が極上にハモリ、独特の浮遊感、言葉がないです。
Brandyが参加した5.「Somethin' Bout You」今風な感じの曲にもどこか絶妙なバランスを感じるのはならではか。こう言う曲でもアーバンな香りをしっかり残すのはさすが。
この辺も時代の流れか、6.「If That Ain't Love」バウンシーなビートにVoを追っかけていくコーラスワーク。
7.「Late Night Rendezvous」まさしく真夜中のマッタリ感を少し爽やかに描いたのか〜リフレインされるgの音がイイアクセント。
8.「Get You Back (Interlude)」おぉーこのインタルードがなかなか。
やっぱ次の曲の流れも重要やけど、続きが聞きたいな〜って思わせるのが1番。
この辺は同じく元Bad Boyの個人的に溺愛なFaith Evansも同じ。
Interludeが素晴らしい人は間違いないですわ。
その流れを受けて、アルバムタイトルの9.「So Much Better 」哀愁ある泣きが背中越しに映る。
Baby Chamをfeatしての10.「Oh No (You Can't Be Serious) 」レゲエな曲。
レゲエ苦手なんやけど以外にいい相性ちゃう?
そしてDave Hollisterとの11.「Can't Get Over」。
ここにきてやっと正統派優等生色強めのスロー13.「If You Ever」。
セルフコーラスがイイですね。もう少しアクの強さも欲しいけど極上。
個人的には1番好きな14.「Say I Do」。
メランコリーなgのイントロで始まり、dsのリズムも面白いし、コーラスといい、抜群な内容。
15.「I Miss You(Interlude)」はAlicia keysのネタでもお馴染みなEddie Kendricks「Intimate Friends」をさりげなく。こんな曲でもサラッと歌うのはさすが。
このInterludeもヤバイ!Interludeなのが勿体なさすぎ…
16.「Home」アコギがポロポロと鳴る中、子供声が入り、優しく奏でるその世界観に陶酔。
もぉ流石やわ、としか言いようがないくらい名作かと。
駄曲一切なしのBad Boyの呪縛から脱出して伸び伸びと力まず自然体でいるのが分かる。
Carl Thomasではお馴染み、アルバムの半数近くを手掛けたMike Cityの手腕もただただ脱帽。
間違いなく火の打ち所のない傑作。
1. If I Could (Interlude)
2. Another You [Steppers Mix]
3. 2 Pieces
4. Thought You Should Know
5. Somethin' Bout You
6. If That Ain't Love
7. Late Night Rendezvous
8. Get You Back (Interlude)
9. So Much Better
10. Oh No (You Can't Be Serious)
11. Can't Get Over
12. How Can We
13. If You Ever
14. Say I Do
15. I Miss You (Interlude)
16. Home
17. Another You [Original Version]
[KSK JAZZYMAN 2008 SEP]
Carl Thomas(カール・トーマス)






