ソウル大辞典:Soul Navi(ソウルナビ) by Soul Museum
シット・イン運動
シット・イン運動
黒人には座って食事することを認めていなかった食堂で、
黒人学生が、座って食事することを求めた運動である。
1960年、アーニー・バーンズの故郷でもある、ノースカロライナ州で、
学生たちが自発的に運動をはじめることとなった。
2月1日ノースカロライナ農工大学4人の黒人大学生が、※5 座って食事を許されない
簡易食堂(ウールワース・ストア)のランチカウンターに座って(シット・イン)サービス
を求めたが、即座に逮捕された。
しかし、逮捕されても次々と他の学生が座り込みを行い、彼らは白人の
嫌がらせにも非暴力の抵抗を続けた。(学生達は彼らの周りに集まった大勢の
白人からマヨネーズやケチャップを頭からかけられたり、タバコを押し付けられる
などの嫌がらせを受けたという)。
その後2ヶ月を経て、この運動は南部の11州50にも及ぶ都市に広がりをみせ
各州政府は催涙ガス、消防ホース、警察犬を持って運動の阻止にあたることと
なった。
またこの運動には白人も加わるようになり、逮捕者は1000人にも及んだという。
1961年最高裁はシット・インに対して無罪判決を下した。
この運動の中からSNCC(学生非暴力調整委員会)が結成される。
Max Roachマックス・ローチのアルバム「We Insist!」のジャケットワーク写真に “シット・イン”の感じが見て取れる。 ※5 当時の簡易食堂では州法及び市の条例で、黒人客に対して入店を 許可するもののカウンターでの立食いまでしか認めない店が多数あったそうだシット・イン運動







