ソウル大辞典:Soul Navi(ソウルナビ) by Soul Museum
III Frum Tha Soul(スリーフラムダソウル)
III Frum Tha Soul(スリーフラムダソウル)
実力と知名度の差が激しい濃厚男汁GROUP、III Frum Tha Soul の2nd。
Gerald Levertフォワローな炸裂するバリトンが魅力のBig Jim、従兄弟のVic G、
そして、Famonte Richardsonに代わってRicardo Scottが加入したオハイオ州、シンシナティ出身の3人組み。
男性GROUPでは郡を抜いて素晴らしいとは、思うんやけど、華がないのか?
今作で解散。
これほど歌える割には、露出やセールスが地味にも感じる。
中身は男苦手な自分でもエエやん〜って思うほどですわ。
Gerald Levertが手掛ける1.「You Played Me」から幕開け。
軽やかなコーラスワークが見事なこの曲、Big Jimの濃厚な声によってDEEPなGerald Levert独特の世界観を。
Lil' MoをFeatした2.「Black Superman」はなかなかバウンシー。
そしてKeith Sweatが手掛ける3.「Come Om」はRAPをFeat。
4.「Damn」では女性Vo、Shaneika Butlerと妖しく絡み合う。
Sweetな女性Voとは対照的に深く吠えるVoが印象的な極上スロー
Chip & Lo作の5.「Treat You Right」はデビュー作からの流れで安定感抜群。
6.「Take It Slow」はタイトル通りの優しく包容感溢れるナンバー。緩やかな時を刻む。
Gerald Levertが手掛ける7.「My Body」はLSGの曲を意識してか?
Barry White & Love Unlimited Orchestraの「midnight and you」使いの8.「Fever」も
大人な色香をぷんぷん振りまき、SILK顔負けのコーラスワークも見事!
Fever - III Frum Tha Soul
真っ暗な月夜に摩天楼をバックに叫びまくる9.「Diamond in the Sky」。
うっとりとろけること間違いなし。
センチメタルな哀愁はHerb Middletonが手掛ける10.「That Ain't No Way」。
そしてやっぱこの曲やろ〜11.「Denying My Love」。
Gerald Levertの楽曲も勿論やけど、バリトンで吠え狂う様はなかなか圧巻!
Denying My Love - lll Frum Tha Soul
そしてこれまでの濃厚な世界から安らぎを求めるかのような12.「Break Me off a Piece」。
しかし、心地よい中にもしっかり艶があり、緩急自由自在です。
ラストは13.「This Ring」。「Let's Chill」にも似た雰囲気でベルベットなコーラスワークが悶絶級です。
This Ring - III Frum Tha Soul
しかし、これだけスローで固めても一切の駄曲はなく、ほとばしる汗が実に男臭く
それでいてバランスもよく、本当に文句なしの素晴らしいアルバム。
1.You Played Me
2.Black Superman
3.Come On
4.Damn
5.Treat You Right
6.Take It Slow
7.My Body
8.Fever
9.Diamond in the Sky
10.That Ain't No Way
11.Denying My Love
12.Break Me off a Piece
13.This Ring
[KSK JAZZYMAN 2008 Aug]
III Frum Tha Soul(スリーフラムダソウル)






