ソウル大辞典:Soul Navi(ソウルナビ) by Soul Museum
DJロジャースジュニア(D.J.Rogers.Jr)
DJロジャースジュニア(D.J.Rogers.Jr)
もはやこんな有名なインディ盤はないでしょ?
なんで有名なんか?内容も素晴らしいんやけど、アルバムを出す寸前にMOTOWNの社長を殴って、そのアルバムがお蔵入りというアウトロー伝説をお持ちなんですけど。D.J.Rogersの息子と言う輝かしい肩書きが霞みます。そのお蔵入りとなったデビュー盤、お蔵入りの割には手に入りやすいかと…。

まぁMOTOWNの社長に楯突くなんて、ある意味男気があるんやろ?そうじゃないとただのアホでっせ…。このアルバム聞けばそれも分ります。
さすがは天下のMOTOWNからだけあって、サウンド面しっかりしてます。
いきなり濃厚な1.「Alone」泣きのgがISLEYマナーで切なく、カスレ気味の声が深くSEXYです。
そのまま2.「Wanna Be In Love」へ、しっかりとしたSOULに根付くものが強く出て、この声にはこういうタイプの曲がいい。4.「Don't Miss The Good Stuff」も同タイプ。
3.「Lonely Girl」はビートの柔らかいUP系の曲。新人らしからぬ力の抜け具合。
5.「Smile」、7.「Please Don't Leave」はシンプルなトラックだけにD.J.Rogers.Jrの吠え具合が際立つスローミッド。
アコースティックな6.「Rather Be In Love」での吠え具合を聞くと男気が血走って、感情豊かなんが伺える、なかなかこれが男くさいんやわ。
8.「Where Is The Love」女の子供のような声が入るミッド。
アーバンな感じやけど、この人が歌うだけで汗ほとばしるSOULが感じることが出来る。
軽快な9.「Never Felt Like This (Lady)」、11「All I Have」。
サビが印象深い10.「Send Me An Angel」
どこかJohn Legendっぽく感じた12.「You And Me」。
透き通るような女性Voとの相性も抜群で心地良いスロー。
そしてIndia Arieと極上のDUET13.「Wonderful Beautiful Amazing 」。
D'angelo風なエレピがコロコロと、tp絡み合い、甘く滑らかな肌触りでとろけるよう。
まぁ元来、MOTOWNが華々しくデビューするはずだったもんやから、悪いわけがなく、
それがお蔵入りと言う形で付加価値もついて…。
文句なしの男気SOULです。
[KSK JAZZYMAN 2008 Apr]
DJロジャースジュニア(D.J.Rogers.Jr)






