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6月1日 ソウルミュージアムOPENのお知らせ
念願のSoulMuseum HPが6月1日に新規オープン!
やっとOPENすることができました。Webサイトというのは本当に細かい作業の集合体
みたいな感じで、あそこの画像がずれている、とか文字がでてこない、とか、そんな
ことをこの1ヶ月、毎日やってきました。「ふーっ」というのが正直なところです。。
いまこうして何のストレスも無く、ブログに記事を
書いているのが不思議な程です。
無事にひと通りの制作が終わり、ホッとしております。
さて、この Soul Museum は、アフリカンアメリカンアートの
パイオニアであり、たくさんのエネルギーを与え続ける
Ernie Barnes (アーニー・バーンズ)の作品を
大々的にフューチャーしたサイトです。
今回改めて Ernie Barnes(アーニー・バーンズ)のライフヒストリーを翻訳し、
背景に横たわる黒人差別に対するとてもおおきなムーブメント(公民権運動)
を調べ上げ、アーニー・バーンズ自身にインタビュー(最高にたいへんだった)し、
ようやく全体像がつかめたような気がしています。
「全体像」というのは、初めて SUGAR SHACK を見た時に、少なからず
心奪われた理由を(後付けではあるけれど)、自分の言葉に置き換えて
納得するという、一見どうでもいいような一連の地味な作業。
地味な作業ではあったけれど、今となってはなんだかとても
すっきりしています。
誤解を恐れずに言うと、差別は世界中の至るところにあるだろうし、
アフリカンアメリカンが受けてきた(受けている)ひどい仕打ちが、
地球史上最もひどい仕打ちだったかどうかは分からないし、あまり興味が
湧きません。
もちろん、日本人として、血気盛んにアフリカンアメリカンの肩を持って
差別問題を取り上げるつもりも無いし、それはきっとリアリティーに欠けすぎて、
ほとんど何の意味もなさないだろうし。
アーニー・バーンズの絵は、どうしたってそうした背景(アフリカンアメリカンの歴史)
とは切り離せないけれど、この際すべてのコンテンツを取っ払って、いっそ「絵」だけ
のせるサイトでも良かったのかもしれない、と(ここまでやっておいて、いまさら)思ったりもします。
じっとみていると、語りかけられるような気がするときがある。
「そりゃ嫌なことの方が多いよ」、と。
そしてその後に、聴こえてくる気がするのが、
「でも、」
「だけどさ、」
そう、充実した人生が送れるかどうかは、この「でも、」とか
「だけどさ、」という逆接の接続詞を心から言えるか
(あるいは、とりあえず信じてみる)、ってことなんじゃないか、
と思わされるわけです。
人生から逃げない、環境を言い訳に人生をムダにしない、
そんな生きることに、とても誠実な姿勢というものを
感じずにはいられない。
先日、ある人がこんなことを言っていました。
「この絵を見てから、踊るのが楽しくなったんです」
さりげない一言だったけれど、とても印象に残った。
光陰矢の如し、とは良く言ったもので、とかく日常に
追われ、雑念に追われ、日々を楽しむという気持ちを
忘れかけている側面が、あるのかもしれない。
ちょっと冷めてる側面が、あるのかもしれない。
これらの絵が生まれた場所はアメリカだし、ゲットーだったし、そういう
時代だった訳だけど、いま、誰かの部屋やお店に飾られている「Sugar Shack」
は、新しい歴史を作り始めている。
まさにリアルタイムで、等身大の自分の日常に重ね合わせて。
今までほとんど「芸術」というものは得体の知れない
ファジーなものだった。でも、いまは(ある程度)自信を
もって(且つ強引に)、言うことができます。
一言でいうなら、「気づかせてくれるもの」だと思うのです。
それはそうですよね、少なからず、言葉で伝えきれないから絵を描き、
歌にするんでしょうから。
長くなりました。
記念すべき一回目の、SOUL MUSEUM のコメントでしたので、
想いの丈を書かせていただきました。
それでは、どうぞこれから SOUL MUSEUM をよろしく
お願い致します。本当に気持ちのこもった、ソウルフルな
「芸術」をたくさん紹介できる場所にしていきたいと思っています。
例えば、アーニー・バーンズの絵が、踊るのが好きになった
その女の子の様に、誰かにとって「ふっ」と何かに気づく
トリガーになるのであれば、最高に嬉しいです。
2006年6月1日
Soul Museum 館長
ミヤコシタカヒロ








